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男性の育児休業取得について(実体験レポ) ~その後~

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皆さんこんにちは
男性の育児参加が耳に入るようになった今日この頃、筆者も育児休業を取得しました。
今回は育休明けに感じたこと、実際にあった事を育休明けした視点で紹介したいと思います。

男性育休_その後2


男性の育児休業取得について(実体験レポ)はこちら

男性の育児休業取得について(実体験レポ)

皆さんこんにちは 男性の育児参加が耳に入るようになった今日この頃、筆者も育児休業を取得しました。 今回はFP資格を所有する筆者が実体験に基づき 有意義な育児休業はどのように過ごせばよいか? をご



育休を取ってよかったこと


確かに収入は減りますが、それ以上に得たものが大きかったです。
その中で今後の生活にインパクトがありそうなものをご紹介します。

子供がパパに慣れる

はい、慣れます。
うちの子は初めてしゃべったのが「パッパ」です。
お風呂に入る時、「パ」を吹き込みましたw
また、ママがお仕事の時、買い物に行く時 等々ずっと抱っこしていたせいか、
パパの抱っこで寝ます。
上の子はママがいないと寝付けなかったですがパパに慣れておくと育児分担できるようになるのは大きいです。


家の整理ができた

保険やクレジットカードの整理 等の家計の事からタンスの中の不要な衣類、箱類、賞味期限の切れた食材 等々 山ほど処分しました。
普段、ママに片付けや食材管理をしてもらっていたので「家の在庫」にメスが入った形になります。
使用していないおもちゃやお人形もどんどん処分。
家族からしたらよい迷惑かもしれませんが、よりよい生活の為にはまずは整理です。
(無駄がわかってケンカしないように!)


先行き不安のないまとまった休みが取れた

復帰時期の決まった長期休みは不安なく過ごせます。
仕事を辞めれば自由な時間が出来ますがそれと共に不安がセットになってきます。
おそらく人生で同じような時間の過ごし方は60歳(70歳?)以降の定年退職後でしょう。
若い時期の長期休みはその後の人生のベクトルと変えることができます。


ママと対等になれた(重要)

育児や家事をおこなうと立場が対等で話しやすくなります。
話の視点があうのと、ママ側からみたら言い返せない部分も出てきます。
例えば、
ママ「チャイルドシートは〇〇メーカのこれが欲しい」
パパ「リサイクルセンタの中古のこれでいいんじゃない?」

育休を取らずに仕事をしていると、
ママ「あなたは仕事でいないけど私は毎日送らなくちゃいけないの、この位いいでしょ」
パパ「そうだね、じゃそれを買おうか。大変だろうけどよろしくね」

という形に落ち着く方が多いと思います。
ですが、育休を取得していると、
ママ「毎日送らなくちゃいけないからこれでいい?」
パパ「いや、中古でも十分使えるよ。浮いた分でおむつも買えるし」
ママ「ま、やってくれてるしいいか」
とパパの意見も言いやすくなります。

また、うちの場合はママもお仕事(自営)をしているので、時間に融通がききます。(悪く言うとサボります)
パパが仕事や育児・家事を行うことでママの行動を指摘しやすくなります!
ま、これは人によりケンカに発展するので、建設的に動く事でどんなメリットが発生するのか話すくらいでもよいでしょう。

このように少しでもお互いが納得できる方向へ向かうようにすることが重要です。
その中で無駄にお金をかけていた物、今後お金をかけなくてはいけない事、どこにお金をかけていくかをお互いに腹を割って相手に遠慮せず話せる関係づくりは大きなファクターです。


上の子に勉強の癖が付き始めた

うちは育休中はヴァイオリンとひらがなの書き取りを付きっきりで一日朝20分程はやっていました。
育休が明けると付いてあげる時間は少なくなりましたが、
ひらがなの書き取りを自分からやるようになったのです。
幼稚園に行っていれば自然なことかもしれませんが、
親に一言も告げず本を開き書き始めたので親の自分がビックリしてしまいました。(自分は小学校になってもしなかった。。)
本人が勉強の仕方を把握していれば必要に応じてやるようになるようなのでお勧めです。


育休明けの仕事


育休明けの仕事が不安な方もいらっしゃるかと思います。
私も会社側にどのように思われているか、現場の人間関係についていけるか不安でした。
SI(システムインテグレータ)ですが経過はこのような形でした。


復帰後2週間

まわりの人たちが「リハビリ」と称しある程度フリーにさせて頂きました。
6ヶ月仕事を離れているとやはり忘れます。
が、思い出す時間や作業を頂けたのです。
業種や会社によってもまちまちでしょうが、雇用側にも都合があります。
業務が上手く回れば雇用側も嫌な思いはしないでしょう。
むしろ、男性育休の成功例として大々的にアピールできる材料でもあるのです。
そういうこともあるので、甘えられる部分は甘えて後でお返しする!くらいの気持ちで良いと思います。
身体は育休終了前に慣らしておき、朝と労働時間内で疲れ切ってしまわないように準備しておいてください。


復帰後1~2ヵ月

この位の時期にはだいぶ頭はついてきている時期。
ただ、浦島太郎状態になることは時々あり、周りとの温度差を察知しないといけない場面も。
8割は休み前と変わらない状態になります。
また、仕事に育児・家事の状態が続くのでこの辺りが体力的にきついかもしれませんが適度に休みを取って乗り切ります。


復帰後3ヵ月目~

休み前とほぼ変わらない状態になります。
休みの間隔・育児等の両立にも慣れるでしょう。
影響があるのはボーナスの査定期間くらいでしょうかw


仕事については復帰時よりも育休に入る時の方が大変です。
気を使いますし、時間に余裕もないです。
ですので、復帰時に「仕事ができるか不安」というような考えは置いておいてもよいでしょう。
もちろん空白の時間に業務変化はあるのは当然です。
ただ、育休を取らなくても仕事をしている以上なにか変化は起こるので
育休をとったからダメだった。という考えは持たない方が良いです。
これからは男性の育児休暇が推進されていくので取得した経験が活きる場面は多々あるでしょう。


育休明けの家の様子


やはりパパが家事・育児に割ける時間が減ります。
子供もパパがいなくなりいつもと違う雰囲気を感じます。。。
育休中は昼間に洗濯物や洗い物をしていましたが、仕事後に。
部屋が散らかることが多くなりました。
ですが、やってきたことが身に付いているので育休前と同じ状態にはならず、
スッキリした状態が多くなり生活のしやすさは上がりました。


育休明けに感じる失敗したこと、デメリット


育休を終えるタイミング

育休を終えるタイミグは3月末や8月末などキリの良いタイミングがよいです。
私は8月中旬~翌年2月いっぱい(6ヶ月と数日)とりました。
3月1日から生まれた子(6ヶ月)を保育園に出そうとしたのですが、
年度末の為、空きが無く一時保育や仕事を休んだりしてしのぎました。
「4月からは空いているんだけどね~」みたいなこと言われた時は、空いてるなら入れてよ!って夫婦でボヤきました。
また、申請も3月までの分と、4月以降(翌年度)の分で申請が必要など手間が多かったです。


親世代との感覚のギャップ

育休を取得する前は「よい旦那ね」と言われていても実際に育休に入った後は、
「段取りが悪い」、「やっぱり男じゃダメね」なんて言われることがあります。
また、「男は働くものだ」や「お母さんは一人で子育てしたのよ」とママが言われることもあります。
時代が変わってもその人(発言している人)の経験・価値観は変わらないので新しい家族の為にもグッとこらえましょう。


イベントや教育などの費用

育休中は毎月振り込まれず2ヵ月に1度の振込となります。
そして、所得税等はありませんが給与の2/3の額となりボーナスもありません。
今までの生活から1人増えての生活なので家計のコントロールが乱れて仕方ない時期です。
食費や被服費、日用品が重なるのは仕方ないことですが、そこにイベント費用、産後特別費用が重なると結構響いてくるので
出産前の余裕のある時に費用・時期について夫婦で相談しておくとよいでしょう。

具体的には

イベント系
・ニューボーンフォト
・お宮参り、お食い初め
・初節句
・ハーフバースデー

教育系
・ベビースイミング
・英語教材
・リトミック
・赤ちゃん体操

ママケア系
・産後ケアマッサージ
・産後ヨガ
・産後ケアグッズ(クリームなど)
・自動搾乳機

お祝いを頂いたら内祝いを返したり、イベント毎の写真を撮ったりで出費は思ったより多いです。
また、物が増えてくると家具を買ったり、ママが動けないうちは食費もその分かさんだり。。。
1人目の場合は習い事や英語・音楽教材に意識を持っていかれ、
2人目以降はお兄ちゃん・お姉ちゃんと同じようにとなり、
ママが動けるようになると産後美容にお金がかかるケースも。
出産前にママが読んでいる雑誌・WEBページは見ておいて損はないかもしれません。
自治体から産後ケアとして提供してもらえるものもあります。積極的に利用しましょう。


ママの意見


・普段の行動に口を挟まれるのがちょっと嫌だった。(買い物、掃除、余暇)
・当初はそんなに期間は必要ないと思ったがなんだかんだ助かった。
・育休中にパパに頼った分、育休明けはしんどかった。
・知人より「旦那が育休取ってくれるの羨ましい」といわれる。
・子供の教育方針を期間をかけて話せてよかった。
・また長期の休みをとって欲しい。(無理だけど)

出産直後と体調が回復してきた状態、赤ちゃんが少し大きくなってきた状態など、
変化が大きい時期に思う事はそれぞれの段階で大きく変わります。
不安要素もその時その時で変わるようなので時間をかけて話せるのは夫婦の意識の変化を見直せ、将来の変化にも気持ちの備えができるでしょう。

こちらの調査結果を見てください。

子育て_手伝い


女性の要求が多いことから男性育児にかかわる事が少ないことがわかります。
また、女性の「休日子供の面倒」は裏を返せば家事があるから子供の面倒よろしく!とも取れます。
個人的な考えですがこれは掃除や家内整理はママがしたい。パパはやらないで。と言っているように見えます。
7割を超えるママがそう考えていると思うとまだ男性の育児・家事への参加意識が夫婦共に高くないのかと思われます。
子育てを夫婦でやることはよいですが、その他の家事全般も夫婦でやっていくのがこれからの形なのでしょう。
もちろん専業主婦であればその分、家事や育児の比率が上がるかもしれません。
だからと言ってパパが子育てをしないというわけではありません。


参照元

【子育て】一番手伝ってほしいのは?徹底調査

男性社員の育休取得率が注目され、イクメンという言葉をよく耳にするようになりました。しかし、厚生労働省「平成28年度雇用均等基本調査」によると、男性の育休取得率は3%で女性の81%と比べるとまだまだ低い



男性長期育休は取った方が良いのか?


メリットばかりのような男性の長期育休ですが取らなくてもよい家庭は存在するでしょう。
・パパの性格上、育休明けに失敗や同僚の昇進があった時 育休のせいにしてしまいそうな人、割り切れない人
・家族以外にサポートしてくれる人(同居のおじいちゃん、おばあちゃんなど。特にママ方)が近くにたくさんいる人
・月給与額が454,200円を大きく超えていて、収入が減ると生活がまわらない人。
・夫婦で長い時間過ごせない人
(今回は会社側の都合はあげていません)
もうそういう時代だから!と無理して取得するのではなく、メリットがあるから取得する!という目的意識をもちましょう。


まとめ


男性の長期育休取得は時代の流れです。もし少子高齢化が進んでいなければこの流れにはなっていなかったかもしれません。
家庭や仕事の事情で子供に関心がなかった人、金銭面的、労力的に踏み切れなかった人などをサポートする制度ですからぜひ活用しましょう。
ただ、男性の長期育休を取得しなければいけないわけではありません。
必要でない場合は無理強いすることなく、そして産後しばらくしてから状況を見て取得など柔軟な考え方でもよいと思います。(会社の調整は難しいかもしれませんが)
大切なのは両親の考え・生活の流れを後世へ継いでいくことだと筆者は思います。
育休を取ろうとしている人も、育休を取ろうとしている周りの人も
一時的見方ではなく今後の生活・成長を見据えて考えてみて下さい。


筆者プロフィール

1978年 東京(西の方)生まれ&育ち。2児のパパ。
IT会社に所属しつつ嫁が講師のヴァイオリン教室を運営。
FP資格も所持。好きなゲームはドラクエとモンハン。


掲載:2021/06/24

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