初心者から上級者までヴァイオリンで素敵なひと時を~ Charly Violin Note ~

皆さん
前回の松脂のブログはいかがでしたでしょうか。
今回もよくご質問いただくシリーズとして
肩当てについて語ろうと思います。


まず、肩当てはどんな役割をしていると思いますか？
なんとなくつけていませんか？
肩当てを付ける目的は、
楽器を安定させることです。
音を追及してプロの演奏家は肩当てをしない人もいるのは事実ですが、初心者で顎と肩、鎖骨で楽器を安定させるのはコツを掴むまでは難しいです。
初心者の場合は、どうしても楽器を支えることに力が入り、肩回りに力が入りすぎて後々身体に支障が出たり、
演奏に集中出来ず、最悪の場合、楽器を落としてしまいがちです。
肩当てを付けることで、力を入れずに安定して楽器を持つことが出来ます。


肩当てにもいろいろと種類があり
安価で使いやすいプラスチック製
重く高価だが音響を追求した木製
軽量で音の伝わり方に配慮したカーボン製
が一般的です。

私のおすすめの肩当てを
いくつか紹介しようと思います！！

・KUN（クン）

◆商品コメント
KUNは肩当ての製造で35年もの長い年月にわたって世界中から高く評価されています。人間工学に基づいて設計された、使いやすさと快適性を兼ね備えた形状と、音の質を高めるために振動の伝達を最小限にするよう工夫されたデザインで、KUNの肩当ては世界市場を確立しました。

◆講師コメント
私は、楽器を始めたころからKUNを使用していて物心ついてから現在に至るまでKUNのBravoを愛用しています！本当に使いやすいです！

フルサイズになった方は是非 木製 の肩当をお勧めします！
ヴァイオリン本体の響き・振動がダイレクトに体に伝わるんです。
結婚式や何かの会などざわつく場所、音の反響が激しい場所などどんな環境下でもその振動はいつもと同じように伝わります。
楽器との一体感は随一！

また、折り畳み式でなくてもそこまで大きくないので比較的ヴァイオリンのケースに忍び込ませることができるところもよいです。
強度もあり毎日ガッツリ、方々へ持ち歩いても不具合ありませんでした。
最後はクッション部分がヘタレて買い換えになると思います。(交換もできるらしいのですが。。。)
たくさーん使用しても2年持ちました。

グレードは
・Original
・Super
・Solo
・Collapsible（カラーバリエーション有）
・Bravo（講師お勧め！）
※折り畳み式もあるらしいです。。。

・Fom(エフオーエム)

◆商品コメント
なし

◆講師コメント
お値打ちの中国製の肩当てで
使い勝手も価格にしてはいいと思います。
分数楽器の場合は、このメーカーもいいかも
しれません！！

ちなみにこの木製 Amazon で2014年12月に購入したときは\1650でした。5～6年で1.5倍程になっているようです。。。

・EVEREST(エベレスト)

◆商品コメント
EVEREST肩当ては最も快適で、お手頃な価格で入手できる肩当てです。
アメリカで設計され、最良の素材と技術で製造されます。

◆講師コメント
教室を始めて知った肩当てメーカー。
本当にがっしりとした肩当てで
カラーバリエーションもあり
価格帯も安く、選びやすいかもしれません。

Easy Modelは基本的な形状で、色が付いた物は車の塗装に似通ったものらしいです。
スレや傷などに強そうですよね。
安定した品質と供給が期待されます。
最近は弓もカーボン式が出来てきたりと物の分析と技術の進化がきている。そんな印象受けました。

カラーバリエーションがあるのでビジュアル性もよいですね。アクセサリー、靴などと合わせるとアクセントになるかも！
恐らく奏者は肩当にはビジュアルを気にしない人が多いのでプレゼントにもよいかもしれません。


ただ、少し大きいので楽器のケースに一緒に入れることは難しくなるかもしれません。
楽器を傷つけてしまわないように気を付けましょう。

いかがでしたでしょうか。
どこの肩当も折り畳み式がありますが、折り畳み式は強度が気になります。
通常の物は強度はありますが、収納がいまいちです。
※一回一回T時部分を外すのはネジ山が削れるのでやめましょう。

また、木製・手作りの物はこれから価格高騰が見込まれます。
今回2020年6月の価格を載せていますので価格の変動も参考にしてください。
廃版になるものも出てくるかもしれません。
肩当が変わったら上手く弾けない！てなことになるかも。。。


まだまだご紹介はしていませんが
たくさんの種類がある肩当て。
自分に合う肩当てを見つけてみてはいかがでしょうか。